平成か終わる前に天皇の役割を知っておこう!
天皇陛下が4月30日に退位され皇太子さまが5月1日に次の天皇陛下になられますね。ちなみに新しい元号の発表は国民への影響を最小限にするために4月1日に発表されるみたいです。
さて、皆さん天皇陛下がどんな仕事をなされているのか知っていますか?
今日はそのあたりを見ていきましょう!
⚪︎天皇は日本国の象徴
大日本帝国憲法では天皇には絶対的な権力がありましたが日本国憲法では戦争の反省から天皇は国政には関与しない日本国の象徴であると定められました。
日本国憲法では天皇の国事行為を定めています。国事行為とは、天皇が行うものとして日本国憲法に規定された行為のことです。
日本国憲法第3条では天皇の国事に関するすべての行為は、内閣の助言と承認を必要とし、内閣がその責任を負うと定めています。
天皇の国事行為はあくまで内閣が責任を負うのであって天皇には責任がないことを意味し、天皇は政治から隔離されていることを強調していますね。
では国事行為は具体的にどのようなものがあるのでしょうか。
▽国会の指名に基づき、内閣総理大臣を任命する。
▽内閣の指名に基づき、最高裁判所長官を任命する。
▽内閣の助言と承認に基づき、国会を招集したり、衆議院を解散したりするなどです。
ただし天皇の活動はこれだけではありません。
憲法の条文にはありませんが、被災地訪問や外国から来た要人との会合など、象徴としての行為を公的行為と言います。
国事行為と公的行為を合わせて公務と言います。
現天皇陛下は何度も被災地訪問をされ、東日本大震災の時は自らも節電に努めていました。その御行為によってどれだけの被災者の方が励まされ勇気付けられたことでしょうか。
最近twitterなどで天皇陛下の画像を加工したりしてupすることで自分面白いでしょアピールしているくだらない若者がいますが日本人であるならそのようなことは決してしてはいけないことです。
では!
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